スキー技術向上には様々な運動要素を高めていく必要があります。2023年オーストリアのザルツブルグ大学の最新研究によると、特に「滑走動作の安定性を高める」ことがスキーの速さや上手さと相関しているとのこと。
動作の安定性を高めるということは、「動作の変動性(Movement Variability)」を抑える能力を高めること、になります。
スキーが上手くなる速くなるための「動作の変動性トレーニング」は、動作の再現性の精度を高めてスキーパフォーマンスを安定させることを狙っておこないます。動作の変動性が大きいと滑走時の運動パフォーマンスは低くなり、さらに怪我のリスクを高めてしまいます。
怪我のリスクを少しでも減らすトレーニングは社会人スキーヤーにとって必須。「動作の変動性トレーニング」は単純な動作のトレーニングでなく、複数の要素を組み合わせた動作的にも機能的にもフィットネス的にも関係するトレーニングとなります。
今回のスキーオフトレワークショップは7月に開催した同テーマの発展バージョンとなります。前回のエクササイズを復習しつつ、よりターン動作に直結するファンクショナルトレーニングをおこないます。
前回参加された方は、復習およびトレーニングの進捗状況の確認と新たな発展系エクササイズで次の課題チェックを、前回不参加だった方は、動作の変動性をコントロールするエクササイズバリエーションを確認し、シーズンに向けてスキーオフトレをより質の高いものにしていくためにご活用ください。
【こんな方のご参加をお待ちしています!】
・怪我予防のためのトレーニングが知りたり
・コブ滑走での安定性を高めたい
・リカバリー能力を養いたい
・トレーニングが頭打ちなので、新たな刺激が欲しい
・科学的エビデンスに基づいたトレーニングがしたい
開催要項・お申し込みはこちら↓
https://ws261.peatix.com/

S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)