11月8日、都立駒沢公園にて今季最後のスキーオフトレワークショップを開催致しました。
今回は「動作とイメージの差異を減らす、修正ムーブメントトレーニング」がテーマ。イメージと実際の動作との差異が大きいと、折角頑張ってオフトレしてきても雪上パフォーマンスに活かすことが出来ません。
ディレイモニターを2台使用して、まずはアクティブストレッチから自分の可動域のイメージと実際の可動の乖離をチェック。ディレイモニターはリアルタイムで遅延映像が流れるシステムなので、数十秒前の自分の動作がすぐにチェック出来ます。ビデオカメラのように「録画→停止→再生→録画…」というタスクが不要なので、とても便利です。
前半は「コレクティブムーブメント®︎エクササイズ」をメインに、ファンクショナルトレーニングの基礎的な動作を実施して、動作を修正していきました。外傾姿勢の基本は股関節の外転動作ですが、体幹の側屈動作で代償しているのをディレイモニターで確認すると、すぐに意識して修正していけるので、皆さんフォームの修正がしっかり出来たと思います。
後半は階段を利用して、前半にやった基本動作が斜度へ適応出来ているかをチェック。
雪上トレーニングで言えば「斜滑降姿勢」のカラダの使い方トレーニングと同じように骨盤の向きや傾きの左右差が顕著に現れるので、ディレイモニターを見て繰り返し修正。
ショートターンは股関節の内旋動作が十分出来ていないと、良い動きの腰のローテーション動作ではなく、代償動作としての不要な腰のローテーションにつながってしまうので、こちらも繰り返しディレイモニターを使って修正していただきました。
今回は大阪から参加された方もいて、皆さんのスキーが上手くなりたい想いを再認識いたしました。ご参加頂いた皆さま、お疲れさまでした
ありがとうございました。
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)