3月7日〜12日、北海道留寿都村ルスツリゾートで開催された、第54回全日本スキー技術選手権大会のサポートをしてきました。
今年は通年プログラムサポートしている、水落亮太選手、兼子稔選手、鈴木洋律選手、鈴木匠子選手の他に、佐藤柊果選手、佐々木彩日選手が加わり、6名のコンディショニングサポートを担当致しました。
朝6時、アクティブウォームアップからスタート。
朝食後や各競技前に複数回のコレクティブエクササイズ&アクティベーションエクササイズを実施。
競技終了後には全員でコンディショントレーニング、夜は個別に筋膜リリースやアライメント調整、ケアトリートメントを行いました。
プロとして活動している選手にとって、技術選の成績は、この1年間の活動に大きく影響します。
仮に靭帯が切れていても、歩けないくらいの腰痛であっても、選手たちは気休めにしかならない痛み止めを飲んででも出場します。
私としてもあらゆる事態を想定して、コンディショニングやケアに必要な様々なアイテムを準備します。
膝の障害が悪化してしまった選手が1名いましたが、大方は最後まで良いコンディションで戦えました。
選手たちは一生懸命戦ってくれましたが、サポート選手6名中、決勝に進めたのが5名、最終種目のスーパーファイナル(男子20位以内、女子10位以内)に出場出来たのが2名という結果でした。
結果だけ見ると決して悪くは無いのですが、それぞれの目標順位には少しだけ届いていない。1種目1ジャッジ1点分くらいの足りない感じでした。
スキーが抜けない、エッジが引っかかる、踏みすぎるとスキーが潜る、北海道のバーンコンディション特有の課題に対して、やはり地元北海道選手たちは上手く処理していました。道産子選手たちの活躍が目に付いた大会でした。
ルスツでの借りはルスツで返さないといけません。
サポート選手共々、来年に向けてしっかり準備をしていきます!
#第54回全日本スキー技術選手権大会
#4D PRO JAPAN
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)