プログラムサポートしている福知山成美高校スキー部のトレーニングサポートを福知山市三段池公園で実施しました。
ほぼ毎年11月初旬にここ三段池公園に訪れていますが、例年よりも紅葉が進んでいる感じ。紅葉を楽しみながらトレーニングサポートさせていただきました。
2011年より部活で使用するトレーニングプログラムの提供をスタート。スキー部監督の吉田先生との会話で、12年間のサポートで膝靱帯損傷した選手は1名のみという事実を確認。 アルペンスキーは競技特性上膝の怪我がとても多いので、この成果は監督・選手たちがトレーニングプログラムの意図をしっかり理解し、 日々継続してトレーニングを行っている結果だと思っています。
通常、チームのトレーニングサポートは、提供しているトレーニングプログラムに沿ってエクササイズのフォームやトレーニングの意図の確認などを実施しています。 ただ、福知山成美高校スキー部の場合、オフシーズンに3回のオンライントレーニングサポートを実施しているので、トレーニングプログラムのフォームチェックは適宜できています。
したがって今回はトレーニングプログラムでは伝えきれない、アルペンスキーの動作特異性を加味したコンディショントレーニングを実施しました。
ターンフェイズ毎に求められるカラダの機能性は異なるので、ターンの前半・中盤・後半、そして連動した動作のチェックを常にディレイモニターを 使用しながら、イメージと動作差異の修正を行っていきました。
股関節の機能性と姿勢制御は非常にリンクしていて、姿勢のコントロール1つでも股関節のパフォーマンスは大きく変わります。雪上でそれを 意識するのは非常に難しいことですが、陸上トレーニングの中でから修正しやすい。
トレーニング終盤は選手たちの姿勢やパフォーマンスがかなり改善されて、日頃からトレーニングを見ている吉田先生も「かなり良くなった」と選手たちを褒める言葉が増えていきました。
少しでも各選手の目標達成に近づけるようにこの後も引き続きサポートしていきます。
福知山成美高校スキー部
https://www.seibi-hs.jp/club/ski.html
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)