今回はスキーオフトレの基本となる筋力トレーニングのフォームについて、機能解剖的視点から関節に負担なく、スキーのパフォーマンスを向上させるために重要なポイントを加味しながら、トレーニングフォームの解説、トレーニングをおこないました。
筋トレの効果は20歳代も60歳代も同じですが、トレーニング中の怪我のリスクは等しくありません。筋力トレーニングにおける各エクササイズには可動域を広く取れて筋肉を伸展させる「ストレッチ種目」と可動の最後でしっかり筋肉に負荷をかけることが出来る「収縮種目」があります。
例えばベンチプレスなどでトレーニングで肩を痛める人はトレーニングビギナーでも経験者でも多いと思います。それは、肩の構造を理解せず、肩関節の機能以上にオーバーストレッチをかけてしまうことが理由です。
スクワットエクササイズのバリエーションは約1000種類あります。なぜそのスタンスのスクワットが必要なのか、スキーパフォーマンスにリンクしたエクササイズの選択が必要ですし、そのエクササイズ毎のトレーニングポイントも異なります。
同じトレーニングを行うなら、怪我のリスクを減らして、なるべくスキーパフォーマンスに繋がるトレーニング方法を実践した方が効果的です。
普段のスキーオフトレワークショップより、かなりベーシックな内容でしたが、シーズン後半に向けて、皆さんのトレーニングフォームの再確認が出来て良かったです。
今回もたくさんの方にお集まりいただきました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
※次回以降の「SKIオフトレWorkshop」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)