S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)
今季オフシーズン2回目のスキーオフトレワークショップは「スキーヤーのためのアクティブモビリティエクササイズ」をテーマに実施しました。
動きが硬い=筋肉が固い=柔軟性がない、というイメージを持たれている方が多いと思います。実は筋肉が身体の柔らかさ固さの原因となる割合は約45%程度です。
約55%、原因の半分以上は筋肉単体以外の理由によるものなんです。普通のストレッチは筋肉を伸ばして柔軟性を高めるには最適なエクササイズなのですが、しなやかな滑りをするためには、ストレッチだけでは充分では無いのです。
今回のワークショップでは、まず最初に筋肉の構造的特性(単関筋or複合関節筋、筋肉の繊維方向と動作方向など)を加味した、動きのしなやかさを作る基礎となる「ファンクショナルストレッチ」を実施しました。その段階で、立位体前屈が20cm以上改善された方もいて、こちらもビックリしました!
さらに特定の筋肉同士は強いつながり(連鎖性)があり、そのつながりをまとめて伸展させることで、動作そのものをしやすくすることが出来ます。この筋肉同士の強いつながりを「アウターユニット」と言います。(次回のSKIオフトレオンラインSeminar #208 @ZOOMでは、「4つのアウターユニットと滑走姿勢の関係」について詳しく解説します)
今回の参加者にアウターユニット毎に分類したアクティブモビリティエクササイズ®︎をお渡し、実際にトレーニングして頂きました。ハードなエクササイズでは無いのですが、身体の隅々まで動かすことになるので、終わったときは爽快感が出ますね。
ご参加頂いた皆さま、お疲れさまでした!
ありがとうございました。
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
※次回以降の「SKIオフトレWorkshop」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/