今季5回目のチームトレーニングサポートを実施。
今回は女子アルペン選手4名のみのサポート、少人数のメリットを生かして、なるべく細かい動作のチェックができました。

前半は股関節の可動性と体幹における姿勢保持機能の連鎖を中心にチェック&トレーニング。
股関節の可動性は、骨盤の前傾角の影響を大きく受けます。骨盤が立ちすぎると外旋優位&踵荷重に、骨盤の前傾が過度になると内旋優位&つま先荷重になります。

最適な骨盤の前傾角はかなり個人差があります。
最適な骨盤の前傾角を保てるようにするために、あえて臥位姿勢でエクササイズを行ったり、立位で股関節回旋動作のトレーニングができるアイテムを使って調整していきました。

後半は、トレーニングセンターに移動して、夏〜秋に提供していくトレーニングプログラムの強化エクササイズのフォームチェックを中心に実施。
ベースの筋力を維持しつつ、スキーの滑走動作に最適化していくことがシーズンパフォーマンスにつながっていきます。
特に女子選手は男子選手よりも膝関節障害のリスクが高めなので、動的アライメントチェックをメインに行いました。

次回のサポートは夏休み明け。
さらに成長・進化した選手たちに会えるが楽しみです!

S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一

S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)