夏休み明けて最初のチームトレーニングサポートをしてきました。9月は私が全国各地出張サポートしていたため、選手たちとは2ヶ月ぶりの再会。
まずはフィールドでコアの調整トレーニング。正しくコアを機能させないとトレーニングの質が高まらないので、しっかりチェック&トレーニング。体幹の機能性が高い選手と上手く使えていない選手の差は、体力テストなどのラボテストではわかりづらいポイントです。
ただSALOMONフィジカルトレーニングキャラバンなどで各地巡って同様のトレーニングしても、スキル高い選手はコアの機能性も非常に高かったです。
続いてラダーやミニハードルを使って、リバウンドが多いエクササイズを中心にトレーニング。プライオメトリックス系のトレーニングはスキーに限らず、鍛えてきたフィジカルパフォーマンスを専門動作につなげていくためには必要不可欠です。そしてムーズな重心移動はターンムーブメントの質的向上に直結します。単発的な動作スピードよりも、スムーズな重心移動を特に重視してトレーニング。
後半のセッションはトレーニングセンターに場所を移動してストレングストレーニング。いつもは定期的に配信しているトレーニングプログラムのフォームチェックではなく、スキーの操作性能力を高めていくための機能的筋力トレーニングを行いました。
メインは左右非対称=アンラテラルな操作でのランドマイントレーニング。ターン動作のパフォーマンスに直結する片脚支持姿勢やバランスコントロールを重視した筋出力トレーニングは、特にアルペンスキーヤーには必須。
プラスして立位姿勢での体幹コントロールが求められるように、レジスタンスバンドで負荷増し。鍛えてきた日本体育大学スキー部選手なので、多面的に負荷をかけたトレーニングでも安定してトレーニングできている選手が多かったです。
来週は駒沢公園にて、日体大スキー部のクラファンイベント。「スキー部のトレーニングを選手たちと一緒に体験」フリッジに応募された皆さんとトレーニングします。
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)