活動レポ:日本体育大学スキー部・チームトレーニングサポート 2023 ⑥ @深沢

2023年前期のオフトレサポート、今回でラストとなりました。実習期間に入り参加人数少なめでしたが、かなり充実したトレーニングが出来ました!

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今回はフィールドトレーニングを集中的に実施。素早い動作の中でも動作精度や体軸コントロールなどに注意を払ってもらいながら、なるべくアルペンスキーの動作特性を加味したアジリティ&クイックネスエクササイズをおこないました。

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動作の難易度や強度が上がるとどうしても姿勢保持能力が低下しがちになります。しかし、雪上パフォーマンスの高い選手はフィールドトレーニングで強度や難易度が上がっても、しっかり姿勢保持が出来ます。

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筋力や持久力といった数値化しやすい体力要素に注目がいきがちですが、特にアルペンスキーの場合は、数値化しにくい斜面に対するポジションコントロール能力が最もリザルトにリンクしていると考えています。

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過去にサポートしてきている数々の選手たちのパフォーマンスをみても、斜面や雪質、ターンに対する外力の調整などは、フィールドトレーニングの難易度への対応能力とかなり相関があると認識しています。

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強度や難易度が上がっても姿勢保持がしっかり出来て、ポジションコントロールが適切におこなわれているか、今回はその辺りを集中的に指摘し、意識してトレーニングしてもらいました。

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もうすぐ夏休みに入り、選手たちはそれぞれの故郷で後期に向けてトレーニングに励むと思います。
次回、一回り大きく成長し、パフォーマンスアップした選手たちとの再会、楽しみです!

S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一