セサミスポーツクラブ様の新入社員研修も今回で3回目となりました。今日は筋力トレーニングに関するレクチャーが中心。まずは「トレーニングの原理原則」。私自身が若い頃は原理とか原則とか、なんとなく古さを感じていましたが、トレーナーとしての経験を積めば積むほど、原理や原則の重要性を深いレベルで感じるようになりました。
勿論、トレーナー経験積み上げている今も、クライアントさんやアスリートのサポートにおいて、トレーニングの原理・原則の重要度は増しています。原理・原則は少しオブラートに包まれた表現だったり説明になってしまうので、今回研修受けている新入社員たちも頭では理解してくれていても、現場レベルでその重要性を肌感で感じたことはないと思います。
トレーニングの指導者として、トレーニング原理・原則を本質的なレベルで理解し、会員様のトレーニングサポートに活用出来るようになることが非常に需要と考えています。
後半は「ストレングストレーニング (理論+実技)」。まずは「フリーウエイトとマシンの違い」を解説。どちらのトレーニングもメリット・デメリットがあります。それぞれのトレーニング特性を理解し、その効果・効能の違いを判りやすくサポート会員様に理解してもらえるスキルやアテンディング能力が重要と考えています。
そして、実践力も大事です。「マシントレーニングの基本フォーム」のレクチャーや「ベーシックバーベルエクササイズ(スクワット、ベンチプレス、デッドリフト)」では、実技講習を中心に実施。本格的に筋力トレーニングをスタートさせるレベルの方や、ある程度トレーニング経験値を積まれている方へのアドバイスの深さや精度は異なります。
正しいトレーニングノウハウを伝授出来るコミュニケーション能力も大事ですが、実際にそのトレーニングフォームを見せて納得してもらう実技スキルもトレーナーとして非常に重要です。安全面を最優先にしながら、如何にトレーニング効果を得てもらうか。トレーナーのマンパワー発揮の場面になります。
今年の新入社員4名は、トレーニング大好きで、情報アンテナの感度も高めなのでレクチャーしていて非常に楽しいです。今回の研修で折り返し。残りの彼らの成長のサポート時間を楽しみたいと思います。
セサミスポーツクラブ大船
https://www.cesame.co.jp/ofuna/
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)