毎年恒例のシーズンインキャンプ。スキーオフトレで鍛えてきた動作を雪上パフォーマンスにつなげていくためにはどうすれば良いのか、雪上エクササイズを通じて、変換方法(コンバージョン)のノウハウを提供しています。
今年は日本を代表するトップスキーヤー・水落亮太選手が特別講師として参加。ここ5年ほど、SKIオフトレWorkshop では一緒にやってきましたが、雪上ワークショップは初の試み。
私自身、どれだけ参加者の方が進化・成長するのか、楽しみで仕方ありませんでした。
エスチャレンジでは通年「プログラムサポート」サービスで水落選手をオフシーズン+シーズン中のコンディションサポートをしているので、説明や動作を視るポイントもしっかりリンク。参加者の方々も、気づきを得やすかったと思っています。
まず各セッションの前には、自分の持っているフィジカルパフォーマンスを滑りのパフォーマンスにつなげていくために、エスチャレンジオリジナルの動的ウォームアップ(アクティブモビリティエクササイズ®︎)を実施。
雪上トレーニングでは、半数以上の方が初滑りでの参加でしたので、初日の午前中はスキーに慣れてもらうことと、基本ポジションの確立を最優先に水落コーチがお手本を見せながら、様々なバリエーションの雪上ベーシックトレーニング。
午後はロングターンベースの雪上ベーシックトレーニング。2日午前はショートターンベースの雪上ベーシックトレーニングを行いました。
各セッションの合間には、水落コーチの方で指摘された雪上エクササイズの課題に対し、その課題を解決するために必要な動作修正エクササイズ(コレクティブムーブメント®︎エクササイズ)を私の方で適宜実施。
レッスンでは2台のビデオカメラを併用することで、映像のフィードバック回数は通常のレッスンよりかなり沢山設けることができ、水落コーチのアドバイスをより深いレベルで理解出来たのではないかと思っています。
皆さんの研究熱心さも素晴らしく、滑りの質の変化やフォームの改善度合いがハッキリとわかりました。初のコラボ企画でしたが、例年よりも参加者皆さんの滑りの変化をより大きく感じることが出来た2日間になりました。
ご参加いただいた皆様、特別講師の水落亮太選手、ありがとうございました!
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)