今回のスキーオフトレワークショップでは次の3つの小テーマに分けて、段階的にエクササイズを展開しました。

1つは股関節の可動パフォーマンスを高める
2つ目は体幹の安定化と体軸コントロール
3つ目は体軸の入れ替え精度の向上
カラダの軸線は正面から見て5つ、横から見て5つ、組み合わせると5×5=25の体軸があります。スキーで使うのは、正面から見た軸線3つ(正中線、2つのクロス軸)、横からの軸線で4つ、12の軸線を使い分けする必要があります。

自分が軸と感じている軸線はどれなのか、また12の軸線を使い分け出来ているのか、そのあたりの確認もしつつ、その他に必要な股関節の可動性エクササイズや体軸コントロールエクササイズを行って行きました。

終盤はスキーのターン切り替え動作のシミュレーションエクササイズ。皆さん、かなり立体的な動作になったと思います。

体軸コントロールトレーニングは非常に奥が深いですし、1人でトレーニングしていくはなかなか大変なので、また秋に少し視点を変えて、軸線コントロールのトレーニングを企画してみたいと思います。
昨夜の降雨の影響もあり、かなり蒸し暑い中でのトレーニングとなりましたが、皆さん一生懸命、繰り返し課題エクササイズにチャレンジしていました。

ご参加頂いた皆様、暑い中ありがとうございました!
※次回以降の「スキーオフトレワークショップ」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/

S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
アルペンスキー選手やプロスノーアスリート、スポーツ好きの社会人クライアントへ、個別のトレーニングプログラム作成サービスを展開し、パフォーマンス向上をサポート。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)