あいにくの雨模様でしたが、体育館の軒下をお借りして無事にスキーオフトレワークショップ開催できました。

今回のスキーオフトレワークショップのトレーニングテーマは「パワーユニット」と「パワーライン」。筋肉は単体でも力を発揮しますが、特定の筋肉はパワーユニットというのは複数同時に使うことで、効率良く力が発揮できる筋肉グループ(ユニット)があります。
例えば広背筋+胸腰筋膜+大殿筋(対側)などは、スケーティングの場面でこのユニットのパフォーマンスの恩恵を得ることが出来ます。パワーユニットを効率よく使える人はスケーティングが上手い(速い)、上手く使えない人は下半身だけ(もしくは上半身だけ)のスケーティングになってしまいます。
軸線に対して筋パワーを作用させるのが「パワーライン」です。体軸というのは、カラダを正面から見て5本、側方から見て5本あり、それぞれの組み合わせで計25本の軸線があります。滑走中、25本全てを使う訳ではなく、スキーで使うのは約半分。
どのように軸線をコントロールするのか、どの軸線がターンのどの局面で使われるのか、そしてパワーラインとパワーユニットの融合を意識したファンクショナルトレーニングをおこなっていただきました。
終盤の滑走フォームチェックでは、皆さんかなりフォームや動作がアップデートされていたと感じました。参加者の中には早くも来週からシーズンインという方も数名いらっしゃいましたので、良いフィーリングでシーズンインして頂けると思います。
気温も低めでしたが、皆さん最後まで一生懸命トレーニングして頂きました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
※次回以降の「スキーオフトレワークショップ」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
アルペンスキー選手やプロスノーアスリート、スポーツ好きの社会人クライアントへ、個別のトレーニングプログラム作成サービスを展開し、パフォーマンス向上をサポート。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)