2月20日–21日、札幌市大倉山ジャンプ競技場内のナショナルトレーニングセンターにて、スキージャンプアスリートの鈴木翔選手・渡瀬あゆみ選手(Japan at Home 所属)のトレーニングサポートを実施しました。
鈴木選手は空中姿勢がかなり安定してきていて、先日のHBC杯でも3位になり、本人もトレーニングの効果を実感されています。
まだ少し右回旋のローテーションモーメントの調整力が弱いので、今回のトレーニングでは、支持基底を狭くしてローテーションモーメントを発生させて、体幹がその力を抑制させていける調整力の養成トレーニングを多く行いました。
渡瀬選手の課題は、ヒップヒンジ動作を飛び出す瞬間に使える様にしていくのか課題です。これは他の競技選手も同じですが、日本人の女子選手はヒップヒンジ動作が非常に苦手です。
スクワット動作をする際にも、ヒップヒンジ動作(股関節伸展)が無くて、膝関節伸展中心のスクワット動作になってしまい、大殿筋やハムストリングの筋力を十分に伸展動作に活かせてない選手が多いと思います。
渡瀬選手の場合は、以前よりは出来る様にはなってきていますが、動作の再現性と実際のジャンプの中でその動作を活かせるかが課題となっています。
今回のサポートでも4D PROがかなり活躍してくれました。
2人とも、浮遊感を感じながら体幹を使わなければいけないシチュエーションは今まで無いので、良いトレーニングになっている、とコメントしていました。
ウインタージャンプシーズンも残り1ヶ月ちょっと。
少しでも良いリザルトをGet出来るように頑張って欲しいと思います。
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S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)