活動レポ:近畿高体連合同合宿・トレーニングサポート 2022 @野沢温泉

2019年まで毎年開催&サポートしていた近畿高体連の合同合宿。コロナの影響で2年間開催中止となってしまいましたが、今年は3年ぶりに開催されました。

近畿高体連合同合宿・トレーニングサポート

感染対策のために例年行われていた朝の合同トレーニングと夜の理論講習会は中止。宿泊も合同ではなく学校ごとの分散宿泊として、感染リスクを少しでも下げる取り組みをされていました。

3年ぶりに復活開催出来て、近畿地区の先生方に野沢温泉で再会できるのは大変嬉しい限りです。

近畿高体連合同合宿・トレーニングサポート

例年通り、午前はアルペンチームとクロカンチームに分かれて、シーズン最後の雪上トレーニング。私はスタートエリアでアルペンチーム選手たちのコンディショニングサポートを担当。

午後はアルペンチーム・クロカンチーム合同のフィジカルトレーニングということで、両種目共通のパフォーマンスアップに繋がるシーズン始めにチェックしたい動作確認を中心にレクチャーさせていただきました。

近畿高体連合同合宿・トレーニングサポート

今シーズンは特にスクワット動作とデッドリフト動作にフォーカスしています。筋トレでBIG3と言われる種目の2エクササイズですが、機能的動作の視点からもスキー滑走パフォーマンスに直結する要素が多くあります。

スクワットおよびデッドリフト共に、前後・上下動作なので3面動作の1つ「矢状面」動作になるのですが、実はエラーとして出現する動作は横方向の「前額面」動作や回旋・ローテーション・捻り動作に繋がる「横断面」の動作です。

近畿高体連合同合宿・トレーニングサポート

フィジカルトレーニングの基本動作にも大きく関係してくるスクワット動作とデッドリフト動作の精度を高めることは、すべての動作パフォーマンスアップに繋がります。

シンプルな動作だけに、癖やイメージとの差異の修正は根気が入りますが、土台となる動作をいかに精度アップしていけるか、オフトレの全体的なパフォーマンスに繋がり、雪上パフォーマンスにも直結します。

近畿高体連合同合宿・トレーニングサポート

雪上トレーニングとフィジカルトレーニング、両方をサポートする機会は私にとっても非常に貴重な時間です。3年ぶりの近畿高体連合同合宿、改めて希少性と重要性を認識しました。

近畿高体連合同合宿・トレーニングサポート

例年ご依頼いただき、今年も貴重な時間を共有することができました。
近畿高体連コーチ・選手・関係者の皆様、ありがとうございました!

S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一

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