毎年ご依頼いただいている京都府スキー連盟のトレーニング講習会、今年もトレーニング講師を担当させていただきました。昨年同様、コロナウイルス感染対策として、広大な敷地の宝ヶ池公園での開催となりました。

コーチ・選手含め、過去最高99名の参加者にお集まり頂き、コロナ禍ですがシーズンへの期待感を感じました。

雪上でのトレーニング日数を増やすことが難しい学校も多いので、今回はアウトプットパフォーマンスを高めるためのファンクショナルトレーニングを実施しました。具体的には、「ラダーエクササイズを練習せずに、ラダーでのパフォーマンスを向上させる」ことを選手たちに体感してもらいました。

アウトプットパフォーマンスを高めるということは、ラダーでもスキーでも一緒です。ラダーエクササイズを行わなくても、ラダーのパフォーマンスを高めることは可能です。実際に今回選手たちが段階を踏んで、アウトプットパフォーマンスアップに必要なファンクショナルトレーニングを行ってもらい、講習最初と最後の違いを実感してもらいました。

選手たちの感触はもちろん、引率されているコーチの皆さんからもパフォーマンスの向上を興味深く確認されていました。

ファンクショナルトレーニングは、目的と狙い、そして正しく実施すれば、かなり即効性の高いトレーニングです。カラダの機能性を理解し、スキー運動を把握した上で、狙いにそった最適な機能的トレーニングが、オフシーズン&オンシーズン問わず、必要不可欠です。

自分たちがすでに持っているポテンシャルを最大限に発揮出来ることが、今回参加してくれた選手たちは体感出来たので、是非今回実施したエクササイズを自分たちのコンディショントレーニングに組み入れて、シーズン中のパフォーマンスアップに役立たせてほしいと思います。
京都府スキー連盟および京都府高体連ほか、関係者の皆様、
参加してくれた選手の皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

京都府スキー連盟・競技部
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/skikyoto/kyougi/index.htm
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一

S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)