長年全日本スキー技術選手権でも大活躍している兼子稔選手を特別講師に招いて、雪上トレーニングとコンディショントレーニング両側面からアプローチする雪上ワークショップを福島県・会津高原だいくらスキー場 にて開催しました。
今回の雪上ワークショップでは、カラダの使い方を規制(動作規制)したり、ブラシポールでターン弧をコントロール(ターン弧規制)していくなかで、必然的に必要な動作だけにフォーカスし、無駄な動作を排除していくエクササイズを数多く展開しました。
兼子稔選手は通年エスチャレンジでプログラムサポートサービスを利用して継続的にフィジカルトレーニングを実施しています。トップスキーヤーの中でも非常に高いレベルでカラダの使い方や機能的動作を理解しているので、参加者のレベルに応じた機能的動作の洗練に繋がるアドバイスが非常に参加者のレベルアップに繋がりました。
私、エスチャレンジ代表・飯島庸一も滑りのパフォーマンスをより引き出しやすいように、各自で実施出来るアクティブウォームアッププログラムを提供。ただ単にカラダを暖めるようなアップエクササイズではなく、スキーの滑走動作を踏まえたファンクショナルなエクササイズを厳選。個々のエクササイズとスキームーブメントの関連性なども解説しながら、皆さんに取り組んで頂きました。
会津高原だいくらスキー場様のご協力もあり、エクササイズに適したバーンを利用出来ました。また今回は参加者全員の全ての滑りを撮影し、1滑りごとに映像チェック。ビデオを2台併用して撮影し、見終わったらスタートポジションにすぐ移動して、無線で支持を受けてまたエクササイズ。という流れで1コマ・7-8本くらいは滑ったのではないでしょうか?
兼子選手とコラボした雪上ワークショップは今回初めてだったのですが、「動作規制」+「ターン弧規制」+「無線システムによる多滑走」+「全ての滑りをその場で映像フィードバック」というパッケージにかなりポジティブな感触を持ってもらいました。(ということで、すでに来年同時期にこちら会津高原だいくらスキー場にてコラボ開催・仮決定となりました!)
元々、参加者の皆さんの技術レベルはかなり高いのですが、やはり規制すると出来ること出来ないことが明確になるので、シーズン中盤に向けてトレーニングしていかなければならない課題が非常にクリアになったと思います。さらなるステップアップが楽しみです!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)