世界を目指すジュニアスキーヤーやその育成に携わるコーチ・保護者の皆さんにフィジカルトレーニングの展開の仕方、重要性やトレーニング方法などを共有していく「SALOMONフィジカルトレーニングキャラバン 2023」が宮城県加美町会場からスタートしました。
今年はコロナ禍の影響が減ったため、学校や地域で色々な催し物が復活して、日程が重なったため参加出来ないという連絡が多かったとのことで、例年よりも人数少なめとなりましたが、逆にコーチや保護者の皆さんが例年よりも多く参加していただきました。
例年、SALOMONレーシングチームのトップ選手が特別コーチとして参加していますが、今年は日本体育大学所属・全日本チームの水谷美穂選手が選手たちのお手本になってくれました。動作精度の高い選手なので、選手たちもどこが自分たちの動作や姿勢と違うのか、非常に参考になったと思います。
今年のキャラバンのテーマは「Movement Variability(動作の変動性)を減らすための専門的トレーニング」。動作の反復精度を上げることはアルペンスキーのリザルトに直結します。
成長期に「動作」という視点でトレーニングを重ねていくことは、神経伝達系のトレーニングパフォーマンスにも繋がります。
なるべく選手たちが楽しみながらトレーニングしているうちに、自然とアルペンスキーに求められる専門的な動作のトレーニングをおこなっていた、という形になるように進めさせていただきました。
ここ加美町会場は他の会場よりも1泊多く、2泊3日のスケジュールなので、かなりじっくりと動作を説明しながらトレーニングすることができました。
1日目・2日目と雨天だったため、終日体育館でのトレーニングでしたが、予定していたトレーニングプログラム前半は寝て行うトレーニングも多かったので、全く問題なく予定通り消化出来ました。
3日目は晴天。多少風があり、日陰に入れば汗が収まるものの、かなり蒸し暑く熱中症に注意しながら、運動量多めのエクササイズを消化してくれました。
3日間、選手の皆さん、コーチ・保護者の皆様、加美町の皆様、SALOMONスタッフの皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました!
2023 JEEP×SALOMON フィジカルトレーニングキャラバン
https://bit.ly/3YeO7sZ
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)