2024 年 2 月 8 日から 4 日間、富山県南砺市で開催された第 73 回全国高等学校スキー大会・アルペンスキー競技に参加した福井県代表選手たちのコンディショニングサポートを行ってきました。

2016 年から福井県競技力向上対策本部によるスーパーアドバイザー事業の一環として、福井県スキー連盟所属選手たちの強化サポートを担当しています。
スキーオフトレシーズンのサポートはしていないものの、毎年インターハイと国スポ(国体)のサポートをさせて頂いているので、サポート選手やコーチ・スタッフの皆さんとのコミュニケーションは全く問題なし。
選手含め、私が何をする役割でサポートにきているかしっかり理解してくれているので、非常にサポート業務はスムーズに行えました。

男女で試合日程が異なるので、レースの無い選手たちば別のスキー場でゲートトレーニングとなります。彼らにもベストなコンディションでゲート練習して欲しいので、宿で事前に行うアクティブストレッチ+アクティベーションエクササイズのプログラムと、雪上に行ってからゲート練習するまえに行うアクティブウォームアッププログラムを作成し、全員に渡しました。
大会出場選手は1本目と2本目のレース前に個々に大会の進行状況や気候など、その場の状況に応じて私の方でアクティブウォームアップエクササイズを指示し、実施してもらいました。

残念ながら選手1名が1本目の滑走中にゲートにぶつかって負傷。何とか完走はしたものの、2本目は今後のレースも考えて棄権となってしましたが、他の選手は最後までしっかり滑りきりました。
例年より気温高めのコンディションの中、100番台以降の出走順の遅い選手でもパフォーマンスの高い選手は一桁に入ってくるような素晴らしいバーンコンディションを維持して頂いた、たいらスキー場および富山県スキー連盟関係者の皆様には感謝・御礼申し上げます。

また今年もサポート依頼を頂いた福井県スキー連盟の皆様、ありがとうございました。
福井県立大野高校スキー部と福井工業大学付属福井高校スキー部の選手たち、福井県内ではライバルの2校ですが、県外でのレースは「チーム福井」となって、全員で協力し合い、ホントに良い雰囲気を持っています。

特に素晴らしいのがこのインターハイには出場出来ない選手たちもサポーターとして、学校の垣根を越えてエントリー選手たちのスキーや大きなスキーバックを何度もスタートからゴールまで運んでいました。

スタートエリアではコース内にいるスキー部監督の指示を無線で出場選手たち伝えたり、緊張している選手たちの支えになってくれました。ホントに素晴らしいと思います。
出場した選手の皆さん、そしてスーパーサポーターの選手の皆さん、お疲れさまでした!
たいらスキー場
https://gokayama-taira.com/
第 73 回全国高等学校スキー大会
https://toyama-koutairen.jp/ski-ih/
福井県スキー連盟
https://www.ski-fukui.com/index.html
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一

S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)