福島県の会津だいくらスキー場にて、昨年に続き雪上ワークショップを開催いたしました。講師陣として、福島県で活動する兼子稔選手、先月の栂池高原ワークショップでも指導いただいた水落亮太選手、そして私の3名体制でサポートを行いました。

今回のメインテーマは、「規制されたターン弧の中でいかにスムーズにベーシックエクササイズを行えるか」でした。使用したブラシポールは、スキーへのダメージや怪我のリスクが少ない、安全な雪上トレーニングアイテムです。

今回参加された皆さんのスキーレベルは非常に高く、通常ののベーシックエクササイズは皆さん全く問題なく出来るレベル。

しかし、ターン孤が規制されると一気にベーシックエクササイズの難易度はアップ。設定されたブラシポールの間に水落選手、兼子選手から指摘された課題と向き合い、修正していくのはかなり大変ですが、参加者のスキー技術を考えると今回実施したようなターン規制や動作規制のトレーニングは非常に重要で効果的です。

常に精度高いターン弧規制された中でも水落選手は素晴らしいお手本を見せてくれていました!

私の方では、ミドルターン・ショートターン向けのウォームアップエクササイズや、滑走の合間に行うアクティブモビリティエクササイズのレクチャーをおこないました。カラダが動ける状態になると、ターン弧規制のトレーニングでは皆さんの持っているスキルもアウトプットしやすくなります。

今回のスキーワークショップは21名の参加者に集って頂きましたが、水落選手、兼子選手ダブルで参加者の動きを逐次チェック&フィードバックできたので、ターン弧規制の難易度上げても問題なくクリア、目覚ましい上達がみられました。

また、今回ターン弧規制トレーニングのために、開催地「会津だいくらスキー場」および「SAJスキースクール」のご協力で、バーンを貸し切り利用させて頂きました。お陰様で非常にキレイなバーンで常に反復練習出来、他のスキーヤーとの接触事故なども未然に予防することも出来ました。ありがとうございました!

参加者の皆さんも安心して雪上トレーニングに集中出来たのも、スキー場関係者皆様のご協力の賜物です。改めて、感謝御礼申し上げます。

今回もたくさんの方にご参加いただきました。
特別講師の水落選手、兼子選手、参加者の皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました!


S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)