今年も秋田県「たざわ湖スキー場」で開催された、第63回全日本スキー技術選手権大会に参加した選手たちのコンディショニングサポートにいってきました。

前回1998年に、第35回大会が開催されていて、私も約28年ぶりにたざわ湖スキー場に行ってきました。昔すぎて、ゲレンデとか殆ど記憶に無いのですが、とにかく天候の変化とそれへの対応が大変だった記憶がありました。
今年のサポート選手は、水落亮太選手、兼子稔選手、鈴木洋律選手、頼光一太郎選手、太田好美選手の5名。私は大会前日に現地入りし、「チームEzy 2026」がスタート(Ezyは私のニックネームで、私がサポートしている選手たちのチームなのでそのような名前になっています)。

兼子稔選手、鈴木洋律選手が秋田県所属ということで、2人にトレーニング場所や私の宿泊など、色々事前の手配をしてもらいました。滑走後のトレーニング場所については、スキー場横のホテル内にある体育館を利用できて、十分な環境下でサポートが行えました。

雪上では、大会バーンが分かれていて、両方のバーンに行きやすいところを上手く探せて、終日山頂付近でサポート業務をしていました。

サポート選手の大会結果としては、3日目の決勝までは全員エントリーすることが出来ましたが、4日目・最終日のスーパーファイナルは、水落亮太選手と鈴木洋律選手の2名のみのエントリーとなってしまいました。
初日9位で好調スタートの水落亮太選手、2日目・3日目で厳しい展開を耐え忍び、スーパーファイナルにしっかり残るのはホントに凄いことです。スーパーファイナルは3種目実施、最終種目・急斜面不整地(コブ)は参加者全員非常に体力的に厳しい状況だったと思いますが、限界コンディションでも、282点 13位と物凄いパフォーマンスを見せてくれました!

そして、鈴木洋律選手。目標にしてきたのは自己最高順位(たしか総合23位)の更新。予選から調子が良さそうで、スーパーファイナルでも素晴らしい滑りを見せてくれて、総合7位入賞(自己最高順位)となりました。
秋田県の選手の中でも一番良いリザルト、7位入賞おめでとうございました!

そして、スーパーファイナル後、今年技術選を引退する選手たちのラストラン&セレモニーがありました。
全日本ナショナルチーム時代(高校2年生)からサポートしてきた兼子稔選手、今年で引退となりました。

初めて会ったのは、夏のアメリカ・オレゴン。青森県の強化合宿(当時兼子選手は青森県・東奥義塾高校スキー部所属)とSALOMONレーシングチームの合同合宿。太ももが馬の脚のように逞しかったのが非常に印象に残っています。

前夜、兼子選手が宿に来て、「スーパーファイナルには進めなかったけど、ラストランは今まで通りしっかり滑りたいので、ラストランのウォームアップもお願いします!」と頭を下げていきました(泣きそうになりましたが、グッとこらえて)。
スーパーファイナルの最終種目に臨んだ水落選手と鈴木選手を送り出し、約1時間、山頂付近で待機。
そして、いつも通りウォームアップを行い、最後の1枚となる写真を撮らせて頂きました。

私が雪上でサポートしていた場所からは、選手たちが滑っているコースが見られないので、サポート用具を片づけて急いでゲレンデ下部へ。もう涙腺崩壊で、近くに寄れず、遠くからラストランを見ました。兼子選手、お疲れさまでした。


1995-2016 財団法人日本オリンピック委員会 選手強化スタッフ
|1995-2014 財団法人全日本スキー連盟 競技本部強化委員会強化委員、医科学委員会委員 |


